2019年度 卒業生の声
石黒優良
1年生の頃は、練習試合などではまだ出る回数が少なくベンチから応援しながら3年生の先輩方が自分たちで考え、声がとても出ていたのを覚えています。
2年生の頃は、キャプテンになり、ほんとに私ができるのか不安でした。私にとってキャプテンというのは、私が1年生の頃キャプテンだった先輩です。その先輩は、いつもチームの中心にいて、チームを引っ張りまとめるような、みんなから認められている人でした。私には到底できないと思っていました。でもチームのみんなが、しっかりついてきてくれて、その不安も徐々になくなっていきました。
3年生の頃は、最後の公式戦の時に私が出られなくなった時、チームメイトが言ってくれた言葉が、一番記憶に残っています。「県大会行くから大丈夫」私はこの時この言葉にとても救われました。
私は元気クラブでたくさんのことを学びました。それは、ソフトボールの技術だけでなく、生活面についてもです。その中でも私が一番印象に残っているのが、「気くばり、目くばり」です。よく気づきよく動くそんな人に私はなりたいと思いました。長いようで短く本当に楽しい3年間になりました。本当にありがとうございました。
これからは元気クラブで教えてもらったことを忘れず、そしてソフトボールができることに感謝して生活していきたいです。
黒田有紗
私がこの元気クラブに入ったのは今から3年前です。元気クラブを初めて見たのは小学6年生の夏です。試合の見学へ行き、加藤先生にバッターに立ってみないかと言われ、ドキドキワクワクしながら、バッターボックスに入り、ショートライナーを打ったのを今でも覚えています。そして、中学への進路を迷っている時に元気クラブの体験に改めて行きました。そこにはかっこいい先輩方がいました。そんなかっこいい先輩方の背中を見て、私もこんな人になりたい、一緒にソフトボールがしたいと思い、入会しました。元気クラブに入って3年、本当にたくさんのことがありました。
1年の頃は先輩方の背中に必死についていこうと毎日が充実していて、とても楽しかったです。先輩方と一緒にソフトができたこと、一緒に笑い合ったりしたこと、たくさん叱られたこと、何もかもが初めてでたくさん失敗したこと、本当にたくさんのことがありました。その年はソフトボールの楽しさ、難しさ、勝った時の喜び、負けた時の悔しさ、みんなで何かをやることの素晴らしさなどたくさん知ることができた1年でした。
2年生になり、大好きな先輩方が卒業して、寂しい気持ちもありましたが、今度は自分達がこの元気クラブを引っ張っていくんだ!という気持ちに徐々に変わっていきました。初めての公式戦、人数もぎりぎりで、どうなるかと心配でしたが、なんとか試合をすることができ、本当に良かったと思います。チームをまとめることができなくて、たくさん悩んだ時もあったけれど、加藤先生方やチームのみんなに支えられ、色んな壁を乗り越えた1年でした。
3年生、3年間の集大成として、後輩にもいい背中を見せられるよう、また、この元気クラブにいい伝統を残せるよう頑張ってきました。公式戦では、県大会には行ったものの初戦敗退をしてしまい、とても悔しかったです。なにもかもが最後となり、後悔しないように全力で新しいことにもチャレンジしてきました。
私はこの3年間で本当にたくさんの事を学びました。ソフトボールをする前に人として誰も認められる人になること、その事はいつも厳しく指導されました。
いつも笑顔でみんなにパワーを送る加藤先生。本当に感謝しています。加藤先生のおかげで救われたことはたくさんあります。1年生の頃、お前はJAPANになれる!と言ってくださり、ずっと信じてくださいました。もちろんたくさん叱られ、心が折れそうな時もありました。泣きながら練習をする時をありました。しかし、それは加藤先生が私をまだまだできると信じてくださっているからなんだと思い、その期待に応えようと必死に頑張ってきました。怪我をしてしまった時支えてくださったのは、加藤先生です。GEMの選考会で怪我をして代表入りを逃してしまい、もう心が折れました。そんな時にも、ありがたいと思え!この期間を利用して、有紗の弱い部分を鍛えればいいんだ!と言ってくださいました。すごく心強かったです。共に戦っているようでした。辛い時、苦しんでいる時だからこそ、笑っている先生を見るととても元気になりました。先生に勧められ応募したジャパン・ライジング・スター・プロジェクト。自分なんかが受かるはずないと思っていて、選考会の事など考えず、全力で楽しんで選考会を受けていたら、合格して正直驚きました。先生と2人で高知県まで行き、どんどん新しいことにもチャレンジしていきました。あの経験は私にとってかけがえのない時間でした。あのプロジェクトを通して、泣き虫で恥ずかしがり屋で人見知りで人前に立つと自分の殻に入ってしまう私を変えることができたと思います。そのおかげで、春に行われたU-15の日本代表の選考会にも選ばれ、試合でも自分らしく堂々と戦えたと思います。加藤先生やチームのみんなも応援に来て下さり、とても心強かったです。
元気クラブは、加藤先生のようないつも笑顔で元気をくれる方がいて、しんじさんのようなバッティングなど悩んでいる時にずっと信じて最後まで教えてくださる方がいて、辛い練習や苦しい時には支え合える最高の仲間がいて、可愛い後輩達がいて、本当にいい人達と巡り会えたと思います。この出会いに感謝です。
しんじさんが元気クラブに誘ってくださらなかったら、私は元気クラブに入ってソフトボールをしていなかったと思います。
先生と出会えたことで経験したことがたくさんあります。先生と出会わなければ、今頃私は、家でゴロゴロしてると思います。だから先生と出会えて本当に良かったと思います。先生は私に夢を見つけさせてくれました。TOPの日本代表に入って活躍すること。それを叶えるためこれからも先生方に教わったことを忘れずに頑張ります。いや、どんな困難も楽しんでいきます。辛い時こそ、笑い飛ばします。有紗は有紗らしく夢に向かって突き進んでいきます。そして、いつか支えてくださっている加藤先生をはじめたくさんの方々に恩返しができるようにします。
元気は愛なんだ!
岡谷 花
私は元気クラブに入って良かったと思っています。元気クラブでは、高校生との練習や試合、実業団の方々に教えていただけるなど、ほかではできないとても貴重な経験をすることが出来ました。
私は1年生の頃に元気クラブに入りました。その頃は全然声が出せず、加藤先生に注意されたこともありました。だけど、大きな声を出しチームを盛り上げているみんなの姿を見て、声を出すことの大切さに気づき、それ以来声を出せるようになりました。また、私は2年生のときキャッチャーをやらせていただいたのですが、その時は肩が弱すぎてセカンドにいいボールが投げられず、ポジションを変えられてしまいました。ですがその後、ブリッジなどで肩の可動域を広げることによって少しずつ肩が強くなり、3年でまたキャッチャーとして出場機会を得ることが出来ました。その試合で盗塁を刺せてとても嬉しかったし、自分でも成長を感じることが出来たのをよく覚えています。
加藤先生には、ソフトボールの技術だけでなく、人としての礼儀や感謝することの大切さを教えていただきました。ときには、しっかりとお礼を言えずスクワットをするという厳しいこともありましたが、その事が私の糧となりました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。
この3年間は苦しいこともたくさんあったけれど、仲間と助け合い乗り越えることが出来ました。
元気クラブでソフトボールが出来て本当によかったです。ここで学んだことを生かし、高校でも笑顔で元気に頑張ります。本当にありがとうございました。
濱野郁乃子
私の最初の元気の体験は親に高校に滝があるところだよと言われてついて行った高校です。そこで加藤先生に練習に参加しておいでと声をかけていただき、高校生の方々のトレーニング、サーキットに参加させていただきました。いつ抜けてもいいと言われていましたが当時小学4年生だった私は抜けるタイミングがつかめず結局終わるまで走って、泣いたことを覚えています。今思うと小さい頃からいい体験をさせていただいていたんだなと思います。そして、元気に入ってからは電車で通い、電車やバスの乗り方も覚えました。間違えることもありましたが電車に慣れてよかったです。
練習では守備範囲を広げるためにいろんな守備に挑戦したり、バッティングでは癖を直すために聞きにいったり人の真似をしてみたりしました。また元気クラブではソフトボールだけではなく礼儀も教わりました。礼儀がなっていなくてスクワットを何回もしたのをよく覚えています。
元気クラブに6年間いてよく高校生の方に「まだいるの?」と言われましたが、そうは思えないくらいあっという間でした。加藤先生が切り開いて下さった高校への道を無駄にしないように元気に明るく、元気クラブであったことを忘れずに頑張っていきます。
ありがとうございました。
伊藤雛乃
私はソフトをやめるか続けるか迷っていた時に、元気クラブの体験に行きました。初対面にもかかわらずたくさん話しかけに来てくれる温かさに驚きました。そして一緒に練習した時、ソフトに対する熱い思いが身に染みるほど伝わって、ソフトを続けようと思いました。元気クラブは、ビジョントレーニングや一点倒立などの基礎トレーニングを継続的に行っていて、その積み重ねのおかげで私は精神的にも体力的にも強くなれました。元気クラブは自分を変えてくれたと思います。
高校ではチームに貢献できる選手になって、全国を目指します。今後とも応援よろしくお願いします。
井田七瀬
私は中学2年生の夏に元気クラブの体験にいきました。
なにも分からない状態でしたが、温かく迎え入れてくだったことを覚えています。
一番良い経験になったのは全国の高校生や中学生との練習試合や、合同練習をしたことです。
練習試合では、相手の良いプレーやチームの雰囲気を吸収することができ、合同練習では、様々な練習メニューをして、技術面を高めることができました。
また、私は加藤先生の還暦の日に催された『感激の会』で、和太鼓を大勢の方の前で演奏し、貴重な思い出となりました。
元気クラブで学んだソフトボールはもちろん、礼儀や挨拶を高校でも生かしていきます。
柄澤杏樹
自分は元気に入った時に今までにない楽しさを知ることが出来ました。
なかなか元気にも行けず不安の方が大きかったけど自分のことを受けいれてくれる仲間が多く部活生で入ったことに後悔したこともありました。
元気での練習試合でピッチャーとして登板した時は、自分の思うように投げることができなかったり、打たれてばかりだったりと、それまでは部活で中学校同士の試合だから抑えられていたんだなと思うことが沢山ありました。高校生の方と試合を重ねる度に自分に足りないものは何かをみつけピッチングに取り組んでいました。
サードを始めたときはできるかどうか不安でした。加藤先生をはじめ、たくさんの方に教えていただきミスをしたりすることも沢山あり、すぐに切り替えられなかったり声をかけることが出来なかったりと出来ないことだらけでしたが、今では自信を持ってプレーをすることが出来るようになりました。
セーフティバントがなかなか決まらなかったり、自分のバッティングができなかったりと悩む時期も沢山ありました。試合があるたびにできたことできなかったこと、そして何がダメだったのかを考えて次に活かすことが出来るバッティングをしようと思っていました。
今では守備もバッティングも自信を持ってプレーをすることができます!
間違ったプレーをしたら教えてくれる仲間、先生がいて、元気でソフトボールをすることが出来て本当に良かったです!この2年間で最高の思い出を作ることが出来ました!最高の仲間に出会えたことを誇りに思います。
この2年間で教えていただいたことを活かし高校では必ずレギュラーをとります!
本当にありがとうございました!
木下愛貴
私は、沢山の高校との練習試合や合同練習をさせていただけてすごくいい経験が積めたと思いました。関東遠征しか遠征には参加できませんでしたが、日本体育大学の学生さんの素晴らしいピッチングを間近で見せていただいたり、オリンピックミュージアムへ行ったりして、オリンピックについてもたくさん学べました。
元気クラブでは、ソフトボールだけでなく礼儀もしっかりとできるようにと教えてくださいました。元気っ子たちは、すごく優しくて入ってきたばかりでも仲良くしてくれて本当に嬉しかったです。
半年間でしたが、たくさん成長させていただきました。
ありがとうございました。